ニュージーランドに来て偏った食生活してたら便秘が酷い。いつもお腹に何か溜まってる気がしてずんて感じ。でも
こんにちは、家族では偏食で有名な私です。
好き嫌いが多いせいで偏った食事をしがちになり、ニュージーランドでもしっかり便秘に悩まされました。
この辛い便秘を解消すべく日々試行錯誤を繰り返し、最近ようやく自分に合った解消法をいくつか見出しました。
今日はそんな私の赤裸々便秘解消法ニュージーランド編をご紹介したいと思います!
毎日なんかスッキリしない…
同じく移民の知人に寄ると、「ニュージーランドで太るのは難しい」とのこと。
そんなバカな!
ニュージーランドの意識高い人達は皆して ”Eat healthy” 且つジム通いが当たり前。
彼女ももれなく運動もするし果物大好きだし活動的で健康的。
対して私は運動もしないし休みの日はずっと寝ていて、アイスクリームの食べ過ぎでめちゃくちゃ太りました。
何より、朝「出ない」のが一番憂鬱だし、身体にどんどん老廃物が溜まっていく感じ。
日本では、食パン一枚食べると快便だった私ですが、ニュージーランドの食パンは薄っぺらい紙みたいで日本の食パンと全然違うし、効果が全く得られない。
そもそも最近小麦を食べると身体が重いし、年齢を重ねたせいか、何をしてもそう簡単には排出されない上に、一度タイミングを逃すと3日ぐらい悩まされたりします。
お腹は張るし動きは鈍いし、なんだか体調も優れない上に肌も荒れ放題。
腸が働いてないことで色んな事に影響してきて、毎日お通じに悩まされていました。
運動しなよ
うるせー!それが出来ない(したくない)から言ってんだろうが!
自分に合うものは変わっていく
薬でも使いすぎて効きにくくなったり、コーヒーを日常的に飲みすぎて目覚めに効かなくなったりという事はありますよね。
それと同じで、始めは「これがよく効く」と思っていた方法が、同じものを摂りすぎたのか段々と効果が薄れていく事があります。
そういう事も考えて、色んな方法を知っておいた方が対策を打てて助かります。
キウイの快便術から学ぶ
日本だったら発酵食品の納豆を食べたり、きのこ類も種類が沢山あって食事に取り入れやすいけど、ニュージーランドではそう簡単に手に入らない物ばかり。
あったとしても輸入品で結構お高いので、毎日食べられるものでもありません。
今までのやり方が出来ないのならばと、ニュージーランドで毎日続けられそうなあらゆる策を考えました。
その結果私の中でより効果的かつニュージーランドだからこそ安価で手に入る食べ物を一挙大公開します。
アボカド
日本人も大好きなアボカドは、実は便秘解消にもかなり効果があります。
とにかく美容効果の高い栄養価が高い事で有名ですが、注目すべきはアボカドの持つ水溶性と不溶性2種類の食物繊維。
その名の通り水に溶けやすい水溶性食物繊維は、大腸内で発酵し分解され、ビフィズス菌などが増えて腸内環境を整えてくれます。
もう一つの不溶性食物繊維は、水分を吸収してふくらみ腸を刺激して便通を促してくれる働きがあり、尚且つ微量ながら水溶性同様の整腸作用も期待出来ます。
ニュージーランドでは各所でウィークエンドマーケットが開かれるので、アボカドもベジマーケットで比較的安く購入できます。
スーパーでも安い時は$2前後で手に入り、袋入りで買えば一つ辺りの値段も抑えられます。
オススメの摂り方
時間に余裕のある朝は、サワードウ(硬くてやや酸味のあるパン)や五穀パン=Five grain なんかの硬めのパンの上にバターの代わりにアボカドを半分塗って、お塩で味付け。
その上に赤玉ねぎのピクルスと卵を乗せ、オリーブオイルとブラックペッパーをかけていただきます。
いわゆるアボカドトーストってやつ、オシャレすぎて優越感に浸れる。笑
タンパク質もオイルも食物繊維も一気に摂れる上に、単純に美味しい。
あればパプリカパウダーをちょっとだけふると、また味に深みが出て(ちょっとジャンク感も出て)美味しいです。
アボカドの摂りすぎに要注意
アボカドは脂質が多いので、食べすぎるとニキビが増えたり、逆に太ってしまう事もあるそうです。
目安は1日に1/4個〜1/2個ぐらいがちょうど良し。
普段の食事に油っこいものが多い場合は、バランスを見ながら摂り入れると良いですね。
オートミール
オートミールも一時期流行りましたが、海外では元々ベーシックな朝ごはんの定番メニュー。
個人的にはふやかしてそのまま食べるオートミールはあんまり好きじゃないのですが、意外と凡庸性が高い事に気付いてから最近毎朝食べています。
こちらも食物繊維が豊富で、白米の20倍、玄米の3.5倍はあると言われています。
ちなみにカルシウムや鉄分などのミネラルも多いので、ついでに血や骨を強くしてくれますよ。
昔からカルシウムを摂るための食材として給食に当たり前に出ていた牛乳は、実は日本人の体質的に消化酵素が少なく下痢をしやすいらしいので、だったらオートミールの方がいいのでは?と最近思いつつあります。
オススメの摂り方
最近ハマっているのはオートミールクレープ。
小麦粉のような重さがないので、罪悪感なく一回で3〜4枚味変しながら朝食にいただきます。
そのままお通じも絶好調で今のところいいところしかない。
フランス人の友人に教わった本場クレープレシピをテキトーにオートミールに変えた邪道なレシピを軽く載せておきますね。
1、卵と牛乳または豆乳を混ぜ、ロールドオーツをテキトーな量ブレンダーで粉砕して投入し混ぜ合わせる。液体のテクスチャーはサラサラに近い状態を目指しますが、多少の粉の塊は気にしなくてOK。
2、しっかり温めたフライパンにお好みのオイルをひいて、キッチンペーパーで余分な油を拭き取り、おたま一杯分をフライパンに流して生地を焼きます。
3、生地のまわりがパリッとして剥がれてきたら裏返します。2回ぐらい返したら生地完成。
4、好きな具を巻いていただきます。
卵は一個、分量はテキトーです。
生地感はシャバシャバぐらいな方がパリッとしやすくて美味しいですよ。
イメージはたこ焼きの生地。
オススメはフライパンにのってる状態でバターを溶かしながら全体に乗せ、ブラウンシュガーをまぶすシンプルなスタイル。だがこれが一番うまい!
レモンとブラウンシュガーもさっぱりしてていい感じ。
テキトーパンケーキも簡単でおすすめ。
そのうちオートミール応用編記事も書いていきます。
オートミールは少量で十分
オートミールは少量でも腹持ちが良いので、朝ごはんにも最適。
食べ過ぎてしまうと、過剰にカロリーを摂取してしまい、太る原因にもなります。
また摂り過ぎてしまうと逆に便秘を悪化させてしまうので要注意。
ヨーグルト
ニュージーランドのヨーグルトは基本的にこってりとしたグリークタイプが多く、美味しいし量も多いから嬉しい。
ヨーグルトといえば、言わずと知れた腸のお掃除番長・乳酸菌が、大腸の働きを活発にしてくれます。
その他胃液の分泌を促したり、免疫力を高めてくれたりするので風邪予防にも◎。
オススメの摂り方
個人的には酸味も好きなので、お砂糖の入っていないものを選んでそのまま食べるのが美味しい。
またはニュージーランドならではの蜂蜜をプラスすると更に美味しい。
蜂蜜は甘いだけじゃなく、喉を潤す上に殺菌作用もあるので、風邪予防効果がヨーグルトと合わせてダブルコンソメパンチです。
ニュージーランドのマヌカハニーは身体に良い成分が豊富だから、高MGOのマヌカハニーを薬みたいに家庭に常備してたりするよ。少量なら虫歯予防にも良いんだ。
はちみつの話はまた次回するとして、ニュージーランドはヨーグルトの種類も多く、プレーンタイプやフルーツやジャムが入ったもの、飲むヨーグルトからお豆腐みたいなグリークヨーグルトまでバラエティーに富んでいます。
ヨーグルトが苦手な人も、始めやすそうな Suckiesから試してみても良いかも。
主に子どもが飲む物らしいけど、美味しいから良くね?と思ってたまに買います。
コーヒー
利尿効果がある為、飲むとすぐにトイレに行きたくなるという人も少なくないコーヒー。
その中に多く含まれるカフェインは胃酸の分泌を促す働きを持ち、食後のカフェインは食べたものの消化を助けてくれます。
またコーヒーに含まれるオリゴ糖は、消化されずに生きたまま大腸に届きやすく、そのままビフィズス菌のエサになり腸内環境を整えてくれるめっちゃいい奴。
オススメの摂り方
その他の便秘解消食材と一緒に朝ごはんでいただくとより便秘解消に効きやすいです。
ビフィズス菌代表のヨーグルトと足すと、かなり即効性があります。
但しヨーグルトと一緒に摂る場合は、両者摂りすぎに要注意。
あんまり液体っぽいものばっかりだとお腹がゆるくなるので、シリアルなんかの穀物も一緒に摂るのをお勧めします。
またコーヒーの飲み過ぎは胃が荒れてしまったりお腹を壊すこともあるので、飲んでも一日3杯ぐらいに留めてお久野が妥当かと思います。
一押しは手軽で美味しく且つ安く出来るハンドドリップですが、コーヒー屋さんでラテやフラットホワイト等ミルク入りのエスプレッソをテイクアウトしてもOK。
牛乳も便を柔らかくしてくれる効果があるので、程よい量を足すとより一層期待出来そう。ワクワク。
コンブチャ
ミランダ・カーが飲んでいるという事で一時期話題になった「コンブチャ」。
日本の昆布茶とは全く別物で、「紅茶キノコ」と呼ばれる、酵母菌に紅茶とお砂糖を加えて発酵させた酵素ドリンクです。
実はこちらもやたらと種類が多く、スーパーで簡単に手に入ります。
薄めて飲む原液の物ではなく、そのまま飲める炭酸飲料の状態で並んでいます。
発酵食品の一つなので、腸内環境を整えてくれる効果が期待出来ます。
オススメの摂り方
コンブチャは匂いも味も結構独特なので、苦手な方も多いようです。
スーパーで売っているものはフレーバーも様々なので、自分の好きな味を選べますし、原液タイプの物に比べてあまり癖もなく飲みやすくて◎。
但しお砂糖も入っているので、こちらも飲みすぎ注意。
一日一本か、たまーにリフレッシュメントがわりに飲むぐらいがちょうど良い感じ。
【番外編】
ここまで実体験から成功例のある食べ物を紹介してきましたが、他にもニュージーランドで手軽に手に入る腸活向けのものがいくつかあるので、そちらも見ていきましょう。
キウイ
有名なお国の鳥キウイがいたり、ニュージーランド人の事を「キウイ」と呼んだり、とにかくキウイはニュージーランドで欠かせないワード。
果物のキウイもキウイをキウイたらしめるものの一つで、日本にも多く輸出しています。
あんまりイメージがないですが、実は食物繊維も豊富で便秘解消効果も望めます。
リーキ
”エミリー、パリへ行く” を観られた方は、「Magic Leek Soup」に聞き覚えがあるかもしれません。
英語で Leek という綴りで、リークやリーキと呼ばれる西洋ネギのこちらも、腸の働きを活発にしてくれます。
ニュージーランドには日本にあるような小口ネギや青ネギが少ないのに対し、このやたら大きなリーキが多く流通しています。
その為割とどこでも手に入るけど、日本人にはそこまで馴染みがないから食べた事がない人も多いかも。
この機会に試してみるのも良いですね。
白湯
モデルの朝のルーティーン代表、「一杯の白湯」も結構侮れません。
コストもかからないし簡単だし、割と即効性もあります。
身体も温まって腸の血行促進に繋がり、消化助けてくれます。
さいごに
ワーホリなどの中長期滞在で生活習慣が変わってしまい、いつものような体調になかなか戻せないなんて事は結構よくある話。
日本とニュージーランドでは手に入る物も違いますし、最初は特に悶々とした日々が続いている人は、まずはこれを一通り試してみて下さい。
自分にあった最強の改善策が見つかりますように!
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