海外でも皆で楽しめる日本のパーティーフード、手巻き寿司の具材アイディアと調達方法まとめ

食べ物

明けましておめでとうございます

本年もぼちぼちやっていきたいと思います

年末から年始にかけてパートナーは実家へ帰省。

私も2、3日ステイした後、私だけ友人の住む別都市に行っていました。

年明け、約2週間程日本食から離れていたパートナーを迎えるパーティーフードを検討しました。

そこで、久しぶりに手巻き寿司なんていいんじゃないか?と思いたった訳です。

生食が難しい海外でも手に入るような手巻き寿司の具材をかき集め、なんとか形に出来ました。

しかも割と見栄えする感じに仕上がったので、この場でシェアしていきたいと思います!

手巻き寿司の具材を乗せる仕切り皿

ニュージーランドで手巻き寿司をやるのは3回目なのですが、前回までは大きめの白いお皿に固形の具材を乗せて、マヨコーンみたいな物は別皿に入れたりして出していました。

なんと今年、現地ダイソーにて手巻き寿司御膳セットなるものを発見。

写真には写ってないけど、小さめのしゃもじもついていてすごくちゃんとしている!!

本来日本のダイソーでは税込660円ですが、ニュージーランド価格は$12。

パーツはそれぞれ土台、仕切り皿、蓋と別れていて、洗いやすくて丈夫でめっちゃ便利。

特に仕切り皿の取り外しが楽なのが個人的にとても良かったです。

出来た具材を乗せてラップして冷蔵庫に入れて置いて、食べる直前に出して土台に乗せるだけ♩

何度も使えるし、これ$12って安過ぎん?

ちなみにダイソーさん、お節のお重も売ってました。

在外日本人の心強い味方、これからも通います。

寿司酢は作れる

寿司酢もアジア系スーパーに売ってはいるのですが、正直年に何回使うかわからないぐらいの物を買うのもなあ。

という事で寿司酢は作りました。

と言っても混ぜるだけでめちゃくちゃ簡単なので、海外住みの日本人は作って使い切りするのをおすすめします。

こちらのサイトを参考にして作りました。

↑使い切りレシピ載ってます!

手巻き寿司の具材調達!

生のお魚を食べる文化がないニュージーランドでは、定番の甘エビやらマグロやらねぎとろやらという食材を手に入れるのが結構難しいところ。

現地のスーパーやアジア系のお店を行ったり来たりして頭をひねりながら具材を揃え、何とかこの大きな御膳をぎゅっと埋め尽くす事が出来ました!

焼き海苔

具材じゃないけど、なくてはならない焼き海苔。

忘れたら泣く泣くちらし寿司に変更となり得るので、先に書いておきますね。

スモークサーモン

生のサーモンは素人過ぎて怖いし、フィッシュマーケットとかで聞いたら違うかもしれないけど、スーパーの鮮魚コーナーの人はその魚が生食出来るものかどうかってあんまり知らない事が多い。

知識がない中で無理矢理押し通して食中毒にはなりたくないので、リスクは極限まで回避。

スモークサーモンならどのスーパーにも置いてるし、案外日本よりも手に入りやすいかも?

真空パックの物を購入しました。

ホットスモークとコールドスモークとありますが、コールドスモークの方が生、つまり刺身の状態に近いので、今回はコールドスモークをお勧めします。

味も塩っ気が結構強くて寿司飯に合います。

冷凍むき海老

冷凍むき海老は常備食材。写真はあったりなかったりですみません

スーパーの冷凍コーナーに売っているむき海老(ボイルしていないもの)をよく買うので、甘エビは無理だけどこちらは茹で海老で代用します。

下処理されている状態なので、尻尾だけ取って塩水で解凍、そのままお湯に放り込んで終了。

こちらも簡単で手に入りやすいのでおすすめ。

今回はシンプルにボイルだったけど、海老マヨにしても良い感じ。

ツナマヨ

シーチキンはどこにでも売ってるし、子どもの頃手巻き寿司と言えば絶対にツナマヨ!でした。

玉ねぎを薄くスライスして塩を揉み込んで水気を抜いたものをシーチキンと合わせ、胡椒、マヨネーズで味付け。

玉ねぎはみじん切りでもOK!今回スライスなのは、単に私の好みです。

ツナマヨはクラッカーと一緒にワインのおつまみにも最適なので、よく作ります。

カロリーは無視して、リッツと一緒に食べるのが一番好き。太るわけだな。

マヨコーン

コーンマヨ?マヨコーン?こちらも子どもが大好きな定番メニュー。

ちょっとの塩とマヨネーズにお砂糖を加えてややまろくなるかなっていう想像をしながらコーン缶の半分ぐらいと和えて完成。

簡単だし、コーン缶もどこにでも売ってるし、なんか懐かしい味すぎてちょっと感動しました。

コーンの甘みって優しいよね。

きゅうり

ニュージーランドのきゅうりは日本のものの3倍ぐらいの大きさがあります。

手巻き寿司に使うなら、1/3ぐらいの量を切れば十分。

それでも余りました。

たまご

たまごはど定番、手巻き寿司には外せません!

家はパートナーがだし巻き卵が大好きなので、いつもよりちょっとだけ甘いだし巻き卵を作って細く切って並べました。

いつも作る感じだと水気が多くてお寿司もびしゃびしゃになっちゃうので、気持ち硬めに作りました。

アボカド

こちらも海外ならではの手に入りやすい食材のひとつ。

時価相場は$2〜3で実も大きいものが多い。

スモークサーモンとも相性ぴったりです。

アボカドを買う時は、使う日の事を考えてどれぐらい熟れている状態の物を買うのがベストか見定める必要あり!

色がまだ赤みがかっているものや緑色っぽいものはまだ若いので、明日、明後日には使いたいという時は全体の色が黒緑色から殆ど真っ黒に変わっている状態の物を買うと良いです。

触ってすぐに崩れそうなぐらい柔らかいものは熟れ過ぎている可能性もあるので要注意!

中身も黒い部分が多くて繊維っぽいものに当たっちゃうかもしれません。

アボカドの見定めは結構賭けなところがあるので、いいも悪いも運次第^^;

バックアップとして熟れ具合に若干違いのある物を二つぐらい買っておくといいかも。

オニオンスライス

なんとなく、ツナマヨに使った水気を抜いたオニスラの余りもそのまま使いました。

これが意外といい仕事してくれて、割と何にでも合うので是非ラインナップに加えてみてください。

カニカマ

カニカマなんてあるの?と思ったのですが、今回私も調べて見てわかったのですが、「Surimi」と書いてある冷凍の練り物みたいな奴がカニカマだと判明しました。

す、Surimi… まあそうやけどな。

Surimiちゃんも、オニスラとマヨネーズで和えています。

マヨネーズ好き過ぎちゃうって思いそうですが、ええ好きです。

マヨネーズと玉ねぎで和えちゃえば結構何とかなる!

しかもこれがパートナーに意外なヒットだったので、なかなか当たりの具材の一つでした。

お肉系

そぼろとかローストビーフとかそういうものが良いみたいなんですが、今回間に合わず。

購入したのはイタリアンなプロシュート(生ハム)とサラミみたいな奴。

プロシュートはまあまあでしたが、サラミはお寿司には違うかな。

結果どちらもそのまま食べるのが一番でした(笑)

でも華がある食材なので、器に盛る分には十分役割を果たしてくれました。

とびっこ

調達した食材の中でも一番高かった、今回のメインと言っても過言ではない、冷凍のとびっこ。

アジア系スーパーで$16ちょっとで購入。

でもその倍はすると思っていたので、思ったよりは安かったです。

アジア系スーパー、手に入らなさそうな食材も案外冷凍で置いていたりするので要チェックですね。

本当はいくらが欲しかったのですがどこを探してもなく、スーパーには瓶入りのフェイクキャビアか色の悪い割にやたらと高くて量のないいくらしか置いておらず、無念。

ニュージーランドでもエリアに寄っては結構簡単に手に入るところもあるみたいですが、ウェリントンでは難しかったです。

ですがですが、今回の冷凍とびっこかなりおすすめです!

ちょっとの量のっけるだけでもプチプチ感がたまらん旨い。

パートナーは元々いくらよりとびっこの方が好きなので、これはいい買い物したと思いました。

ダントツ人気具材と改善点

どうでしょう、我ながらかなり良い出来栄えではないかと自画自賛しております。

今回は2人でしたが、この内容をベースに3週間後ほぼほぼ同じ具材を用意して友人カップルと4人で手巻き寿司パーティーをしました。

この中でも一番人気だったのが、まさかのSurimi

正直私はそんなに好きではないのでびっくりですが、surimiそのものは冷凍だったので、前回やった時のがまだ残っていたのでラッキー!コスパも良し!

日本のカニカマのバラバラっとした感じとは違って、Surimiちゃんはかなりブロック感強め。

結構細かく切った方がオニスラともマヨネーズとも馴染みやすくて良い感じ。

ほんのり甘みのある厚焼き卵もウケが良かったようで、卵3個分全部なくなりました。

サーモンは数少ないお寿司らしい具材なのでかなり重要食材。

2人の時は100g、4人分作った時は200g用意して丁度良いぐらいでした。

100g毎でパウチになってる事が多いので、2種類別のブランド(安いのと高いの)で用意してみました。

どっちも美味しかったけど、ちょい高い方のがお寿司の脂感があったかなぁ。

そして2人の時に用意していたハム系は、手巻き寿司に入れるには勿体無いというかあんまり合わないぐらいのイタリアン生ハムだった為、4人の時は無しにしました。

代わりにプラッターとして、チーズや果物と一緒に出しました。

うん、やっぱりこれがハムとしては一番美味しい食べ方や。

丁度友人の彼がお医者さんから健康的な食生活をするよう言われていた事もあり、具材に使うお塩やお砂糖を気持ち少なめにして、野菜も沢山取れるようにフリルレタスっぽいやつを追加しておきました。

が、レタスを食べてたのは私だけでした。(笑)

他の具材と一緒に食べると結構美味しいのにな〜。

とびっこもかなり人気!

個人的にはいくらの方が好きだけど、案外皆とびっこのプチプチ感の方が好きみたい。

こうやって皆の好きなもの知れるのもちょっと嬉しい。

余ったお寿司は雑炊に

もうお気づきかもしれませんが、この時パートナーと私の二人だけ、どう見てもこの量は4〜5人前。

ぶっちゃけ器を買った時から気づいてはいましたが、まあ新年やしええやん。めでたいしな。と思って、確実に半分以上残る事は分かっておりました。

勿論寿司飯もめちゃくちゃ残りました。

丁度その日が1/7、七草粥は食べ損ねたけど、無病息災を祈念してお粥は食べとかななあ(?)と思っていたので、翌日余った手巻き寿司を雑炊にしました。

1草すら入っていない上にお粥でもないのですが、気持ちが大事。

今年は厄年なので、初手からモチベーション高めとこ。

寿司飯に酢甘い味がついているので、味付けはお塩をプラスしただけです。

昨日はなかったネギだけはスーパーで追加購入して、雑炊にプラスしました。

おかげ様でちょっとだけ緑色の要素が足されました。

海老とスモークサーモンと、オニスラも入れたかな?

マヨコーンとツナマヨ、とびっこはトッピングに。

マヨ系は雑炊には合いませんでしたが、とびっこはここでもいい塩梅に働いてくれました。

たまごとハム、きゅうりなんかは、朝起きたら冷蔵庫から消えていました。

深夜パートナーがオンラインゲームしながらスナックに食べたようです。

結構残っていたのでちょっとびっくりです。

ちなみに手巻き寿司御膳セットについては、「Briscoesで売ってたとしたら$30以上するよ。日本人すげえな」と言っていました。

知っとる知っとる。日本人凄いんやで。

同じ材料で恵方巻きも

後日、節分の日にはほぼほぼ同じ材料で恵方巻きもやっちゃいました。

手巻き寿司の材料が結構余っていたので、ツナマヨとコーン以外の物を同じように作り、人参と椎茸の煮物だけ別で作って、色々巻いて作りました。

作りすぎたので翌日にお弁当にも出来ました。

すし飯優秀!

まとめ

手巻き寿司、買い物から調理から準備が大変だけど、やるだけの価値はあるなあと毎回思います。

お刺身はないけれど、工夫次第で楽しく美味しくいただける、それが手巻き寿司。

味も大事だけど、手巻き寿司の良さってそこじゃないかな〜。

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