ワーホリ|ニュージーランドで仕事探すなら今!働き手市場を狙うお仕事探し2023

ワーホリ

ワーホリの最初の壁、それは仕事探し。

住む家も見つかったし語学学校も始まったけど、仕事だけがどうしても見つからない時の辛いこと辛いこと。

現在、規制緩和以降のニュージーランドへワーホリを予定している皆さん、まさにいま、仕事探し時ですよ〜!

今回は、今こそニュージーランドで仕事探しをするべき理由と、仕事を手にする為のポイントなど、私自身の経験も踏まえて綴りたいと思います。

誰もが一度はぶつかるワーホリの職探し

ワーキングホリデーというのは、ビザの中でもかなり自由度の高いビザ。

学生ビザのように就労時間に限界がないので、希望であればいくらでも働けるし、学校にも行けて習い事だって出来る。

お金に余裕さえあれば、ずっと旅行し続ける事だって可能です。

文字通り、ワークしつつホリデーを楽しめるという、最強のビザとも呼ばれたりします。

人によっては、その先の目標の為に寝る間も惜しんで掛け持ちで働き次のステージに向かって行く逞しい人や、仕事もそこそこにギリギリの生活をしている人もいます。

しかし殆どのワーホリさんは「一生懸命働いてがっつり遊ぶ」というのが基本のスタイル。

遊ぶにしても旅行にしてもそうだし、普通に生活するのだって、家賃も食費も交通費もかかる。

その為、最初のうちは楽しいとは言えない就活生活が待っています。

日本食レストランであれば、簡単な接客英語が出来れば余程の事がない限り受かると思いますが、中にはローカルの職場で働きたいと思っている人も少なくありません。

運が良ければすぐに見つかるし、そうでなければ気が滅入る程長い期間仕事探しを続ける事になるかもしれません。

今ニュージーランドが働き手不足?

コロナ以降色んな会社が大きな影響を受けましたが、当時の状況からは少しずつ変わりつつあります。

最初の頃は職を失う人も多く、新しく仕事を見つけるのも難しい状況でしたが、現在はむしろ働き手が足りない状態が続いています

この2年半以上のパンデミックの間に、各国からのワーホリを含む様々なビザホルダーの、ニュージーランド離れが少しずつ進んでいました

後半にもなると、コロナに寄ってイレギュラーな延長許可が繰り返し出されていたワーホリ達も、流石にビザの期限が切れる人が増え、徐々にニュージーランドからいなくなって行きました。

特にホスピタリティの仕事(=カフェやレストラン等の飲食店やホテル従業員)では、様々なビザステータスを持つ人材を雇っている為、就労期間はビザの期限にも左右されがち。

日本食レストランでも殆どの従業員がワーホリである為に、入れ替わりも激しいです。

このご時世でワーホリが殆どいなくなってしまい、こうして今働き手不足が現実となってしまった訳です。

人材自体は足りていないのに国全体の就労率が上がっている為、多くのお店はスタッフが足りず、その為にお店を閉める必要が出て来てしまう程です。

でもこれって、今から仕事を探そうと思っている人にとってはかなりの朗報

正直ホスポ界隈でふらついている私のような人間にとっては、仕事を選び報道と言っても良いありがたい状況なのです。

ローカルのカフェやレストランで働けるかも!?

まず仕事探しをする時は、SeekTrade me 等の情報サイトで検索したり、ひたすらCV = 履歴書 を配り続ける等の手がありますが、以前まではどちらも命中率がかなり低めでした。

しかし現在では、ウェリントンの中央通りである Cuba street を歩くと、どこもかしこもスタッフ募集のチラシが貼られている程、とにかく殆どのお店が人手不足状態。

こんな事、滅多にないチャンス!

これまではこちら側がCVをひたすら配る事でアピールしても、100枚配って2、3件返事がくるか来ないかぐらいのものでした。

それがなんと、今ならどこにでもアプライし放題なんて…こんな事ある?

日本人ワーホリさんは英語力のコンプレックスからインタビューで本領発揮出来ずに逃してしまったりしますが、実は仕事そのものの実力自体は高かったりします。

そんな働き者の逸材を逃すなんて、雇う側だって勿体無い!

ここはひとつ、この仕事探しのハードルがぐんと下がった今こそ、日本人の実力を見せていこうではありませんか。笑

仕事探しのポイント

例え採用氷河期であれ、闇雲にCVを配り続けていても結局無駄足になりがち。

仕事探しを始める前に、自分が何をしたいか、ゴールはどこなのかなどを明確にしておくと、比較的早く希望の職に就きやすいでしょう。

ワーホリに来た理由から導き出す、やりたい仕事

同じワーホリであっても、「勉強(語学習得)」「仕事orお金」「遊び」と、人それぞれにワーホリ期間のメインとなる目的が違うと思います。

その目的にあった仕事を得る為に、何が自分に一番必要なのかを見極める事も大切です。

例えば勉強メインの人は、語学学校以外でも自分を英語環境に起きたいと言う意思が芽生えるでしょうから、ローカルや日本食以外お店での接客業に自然と目が行きます。

仕事やお金メインであれば、掛け持ちでキッチンハンドやFOH(=Front of house。サーバーやバーテンダー等)を選ぶ事が多いです。

他にもこの仕事がしたいという強い希望があればそこを目指してアプライするでしょう。

ホリデーの為に来た!という人は、遊びの時間を確保しつつお金もしっかり稼ぎたいと言う点から、働きやすくて日本人コミュニティーも作れる日本食レストランや、スポットで働けるクリーナーの仕事をするのも良いかもしれません。

以上はあくまでも一例に過ぎず、絶対にこの職種がこの人に合っていると言う訳ではありませ

人に寄って仕事を選ぶ基準も違えば、興味のあるものも違います。

最初から一年間という期間で出来る事の見通しをつけて、自分の考えを体現する為に求められるものをはっきりと割り出していくと、自然とどんな仕事をしたいか見えてくると思います。

詳細が不明瞭な募集先は要リサーチ

どんな仕事に就きたいか明確になったら、NZの情報サイトやSNSで検索をかけて、空いているポジションがあるか見ていきましょう。

街中でスタッフ募集のチラシを見て目星をつけて行くのも良いですね。

ある程度選択肢が決まって来たら、仕事内容や福利厚生、分かれば給料等も見ながら絞っていきましょう。

きちんと下調べせずに体当たりして、実は思っていた仕事と違った、職場が遠過ぎて通うのが大変、なんて事にもなり兼ねません。

また、サイト上では細かい事を書いていなかったり、たまにロケーションだけが書いてあってお店の名前が表記されていないと言う謎な情報もあります。

住所が分かっているのであればそこから検索する等して、応募する前に浮かんだ疑問は出来るだけ先に解消しておきましょう。

CVは出来るだけシンプルに分かりやすく

最近では、個人情報の観点から履歴書に性別や国籍を書く事が少なくなって来ました。

返信をして貰う為の連絡先は必要になるので、住所/電話番号/メールアドレスだけは確実に入れておきましょう。

それ以降に必要となるのは、簡単に自分の事を説明できる概要(=Summary)、資格や最終学歴、そして職歴です。

内容としては日本の履歴書と同じですが、証明写真などを貼る必要はありません

日本と海外(オセアニアだけ?)の履歴書の違いは、自己アピールが顕著であるところ

概要の部分に自分がどれだけ優れていて何が出来る人間かというのを、日本人には恥ずかしくなるぐらいにはっきりと書いていたりします。

キウイになれぬたぬき
キウイになれぬたぬき

例えば「私は業務管理を徹底し、更に従業員が気持ちよく働けるような環境作りにも励んで来ました。」みたいな回りくどい言い回しを、「ビジネスや人材管理において優れています。」て感じではっきりと言い切っちゃうとこ。最初は「自信過剰に見えないかな」ってぎょっとしたけど、正直そのさっぱりとした言い方がめんどくさくなくて羨ましい。

キウイマインドペドロ
キウイマインドペドロ

こんなの普通だよ。自分が出来ると思う事や実績がはっきりしている事は言った方が特だよ

変に謙遜した言い方をしないのがあまりに潔く、人の履歴書を見せて貰う事もありましたが、何故か全然奢っている風には見えないんです。

文化か、いや英語という言語の捉えられ方の違いかもしれません。

言語と言えば、話せる言語についても明記しておくと良いでしょう。

これからホテル業もまた活気が出てくるでしょうし、フロントに立つお仕事なんかだと、多言語話せるという事も重宝されます。

二言語問題なく話せると思えば、電話番号等の下に、Language:Japanese, English としてもOK。

もしまだ英語に自信がなくてどうしても気がひける場合は、概要の部分にさらっと書いておくと良いと思います。

日本人だから日本語は勿論、英語はまだまだ勉強中ながらもコミュニケーションが出来、学ぶ姿勢があるという事を伝えておきます。

添削の鬼<br>ペドロ
添削の鬼
ペドロ

「英語は勉強中です」だけだと、殆ど英語が喋れない感じに見える。
コミュニケーションが出来るなら、
「I am able to communicate effectively in English, but I am still continuing to learn the language.」
ぐらいの言い方をした方が良さそう。

ちなみに、Eメールで履歴書を送る際にカバーレターを一緒に添付する場合があります。

日本語で言えば「送付状/添え状」と言ったりしますが、実は少し役割が違います。

日本での送付状は、例えば小包なんかについてくる「こんな物が入ってますよ」という簡単な品書きのようなもの。

ここで言うカバーレターは、自分がいかにそのポジションに対して真剣であるかを示すもので、インタビューの序章のような物だと言って良いでしょう。

自分の履歴書に+α補完するような役割を持っています。

これは必要な場合とあまり重要視されない場合がありますが、相手の目に止まる要素を作る為にあるに越した事はないかと思います。

直接履歴書を配り歩くようであれば必要ありません。

面接が決まった時に準備すること

履歴書が通って先方から面接の連絡が来ました。

これはもう仕事取ったも同然では!?

…と思った事もありますが、面接はそんなに甘くないし、場合によってはトライアルも入る事があります。

そこでとちったら、仕事探しはまた振り出しに戻ってしまいます。

そんな悲しい事にならない為にも、面接で失敗しない為の心得を見ていきましょう。

面接先の下調べ

これは私が実際にやってしまった失態なのですが、そこそこ名前の知れた会社の面接に行った時の事、先方の商品が非常に好きであると伝えました。

その後面接官から、「この会社の事を少しでもご存知ですか?」と問われ、「正直あまり知らないです」と答えてしまった事があります。

今思えば何言うとんのやって感じなんですけど、どうしてもこの会社に入りたいと思っている意思を伝えた割に会社の事知らんて、誰が雇うんじゃ!笑

これ、就活だって事完全に理解してませんでした。

ワーホリの仕事探しって、最初は言語やルールが違ったりするせいか、どうも現実味がなくてもの凄く無防備で行ってしまう事があるんですよね。

でもこれ日本と何も変わらない、仕事探しですから。

働いてお金貰う分、雇う側だってちゃんと人選んでますよね。全然考えてなくてほんと舐めてました私。

その時は面接官の方が優しくて、どんな会社なのかを説明してくれたりもしましたが、どこの会社もそうとは限りません。

もしも特定の会社や仕事に就きたいと思っているのであれば、尚更下調べは重要になって来ます。

勿論飲食店であっても、大抵「このお店に来た事はありますか?」ぐらいは聞かれるので、それに答えられるぐらいの返答は用意しておきましょう。

面接までに時間があるようなら、家でデモンストレーションをしておくのも◎

緊張する時こそ笑顔を忘れず

ワーホリで仕事をする人は飲食店に就く事が多いですが、接客業は第一印象がとっても大事。

全く笑顔がなかったりもごもごして話せなかったりすると、その時点で望み薄です。

逆に英語はあまり上手じゃなくとも、笑顔が良かったりやりたい事がはっきりしていたりする人は受かったりします。

経験から見ても、余裕のある人は受かりやすいとも言えます。

失敗した面接から学ぼう

英語での面接って簡単じゃない。

最初の面接に落ちてしまい、言葉の壁や自分の無力さを感じた時のショックの大きさは痛いほど分かります。

しかしここでへこたれず、「良い練習の材料になった」ぐらいに思っておきましょう。

緊張せずに受けるなんて無理だし、上手く話せなくなってしまったり、相手の質問が聞き取れなかったりする事なんて山ほどあります。

そして聞き取れなかった内容が後になって理解出来る事も少なくありません。

同じ職種で受け続けていると、大体聞かれる事は同じだったりして、そのうちなんとなくパターンが分かって来ます。

そんな事を積み重ねて面接そのものに慣れていき、少しずつ自信が付いていきます。

今回あんな風に答えてしまったから、次回はこうしよう、と改善策を立てたり、あの発言に対する反応良かったけど、なんでだろう?と思い返したりしながら、次の面接に挑めます。

ボロボロのように思えた面接の体験も、必ず後に生かされている事が後々実感出来るでしょう。

仕事始めたけど、合わないかも…

念願叶ってやっとお仕事ゲット!

でもなんだか職場に馴染めず、早くも辞めたくて泣いてる…。

思い切ってボスに相談

ニュージーランドの働き方はとにかく働く人最優先

雇用者の満足度を非常に大切にしており、労働基準法に違反する事にはかなり厳しく取り締まられます。

お店のオーナーにとっても、働くスタッフ達にとって如何に快適な環境を作っていくかが仕事なので、こういった相談事にも耳を傾けて貰えるでしょう。

職場に信頼できる上司や先輩がいるなら、その人に相談してみるのも良いです。

例えば今自分がどのような事に不安があるか、スタッフ間で上手く交流出来ない、英語が心配でオーダーのミスがないかいつも心配等、思っている事を伝えてみましょう。

打開策を提案してくれるかもしれませんし、何より誰かに不安を共有するだけでも結構楽になります。

自分が思っている程周りは自分の事をどうこう思っていませんし、時には自分自身が不安になりすぎる事から本来出来る事が出来なくなったり、ミスが増えてしまったりします。

素直に助けを求めてみると、意外と皆応えてくれます。

時間が解決してくれる

仕事を始めて思ったようにいかないこともありますが、一週間、一月と頑張っていくうちに、徐々に話せる仲間が出てきたり、仕事にも慣れてきます。

英語が不安で、最初はお客さんと話せるかも心配だったけど、数ヶ月後にはいつの間にか緊張する事なく普通に仕事が出来ていたりします。

全部が全部最初から上手くはいかないけれど、ホスポは入れ替わりも激しいので、人が変わりチームが変わると、少しずつ環境も変わっていったりします。

まとめ

日本でアルバイト経験があったり、社会人として働いた事のある人は、仕事もその仕事を探す事もどれだけ大変な事かが分かるかと思います。

環境は違えど、それはニュージーランドでも同じ事。

大変な事も多いからこそ、少しでもチャンスがあったらなんとしてでも取りに行く。

それでこそワーホリの醍醐味だな〜と私は思います。

選択肢が多い今のうちに、自分に合った仕事を見つけて行きましょう!

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